聖少女領域


ジプシーの記憶2017.08.18

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種蒔人のおとしもの

放浪人のひろいもの



そんなものを見つけたくて



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色情倒錯2007.11.06

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慈しみ遣わそう


棘には愛を

毒には精を


ルノアール画の
甘美に溺れ痴れ





蔑む達は来世の詐り



変貌は嘸訪れよう




 

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変若ち2007.11.06

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聳り立つ妾は
屈託だらけの、

芥の断片にすぎず




彩と華の

色気がほしい




直に火砕され
塵埃生るのも


賜物に相違ない風に




 

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コースアウト2007.10.22

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美化なる情緒ばかり
浸漬したぼくの中央に


神樹はそだち

いつぞや軸となり


汚物を抱えた片方は
手をとり、かなしんだ



活きるにはだかるのは
存える不断の結末

、、故の自棄



愉悦な音にだけ

だまされてみたいよう








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燭火2007.10.03

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捷い星屑と疾駆のパトカーと

何方が目蓋の奥の瞬きの中で


絶え与えるのか

依り耀かせるのか



幼くちいさな燭火を








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草庵物語2007.10.03

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是を隠避の辞としよう

一族世最期に呑み明かせ



晴れて本日が祝福の宴
毒蛇悲話とは此で去らば
嗚呼、待ち草臥れました


二人を迎う者が居ずとも
注がれる晩酌を飽かさず
摘み花よ癒やして呉れよう



抱いたのは夢庵

脆く尊いやさしいものです








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堕落神話2007.09.06

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弑虐の前途には陵


甘美な酒に酔って


汚れた指先はもう


貪戻から還れない




拠リ所ノ無イ地図ヲ決シテ


凍ラセル非ヲ我ハシラナイ




謗り合う聚洛


其処に棲む我名は英雄








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恋慕2007.08.30

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「好きなのです」





あなたの呼吸の音で


泣けてしまうくらい








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苦毬2007.08.23

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すばやく素描された


アーク灯の輪中から


排斥されたぼくを




怡然としてきみは嗤う







ノケモノミタイダネ、と

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白濁の口付け2007.08.16

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無透明ではなくなった


白濁水はぼやいた





汚れゆきながらも


平穏の真ん中で生きる


人間はしあわせなのだ、と

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恋音2007.08.16

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打ち上げ花火は高鳴る鼓動


賑やかな笑いは胸のざわめき


甘い綿菓子はきみのくちぐせ


金魚すくいは軽いくちづけ




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遅れましたが2007.08.12

夏祭りは既にはじまっております。



http://sumfes.blog98.fc2.com/





書き手とも読み手とも或る
詩人さんはどうぞ御覧あれ。


只今猛暑な時期でございますが
素敵な詩を堪能し、涼みに是非。





ちなみに綯も出席中。

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解放2007.08.03

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ぼくはもう自由だと



泣いてもいいですか

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未分化な恋心2007.07.27

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清んだものから

つたないものまで


喉と胸が焦がれてならない、



この未分化な恋心をどうしよう



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きらい2007.07.27

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愛せぬ言葉を繰り返し


変わらぬ感情を送りだし


そのたび自身を呵責する私を



私はきらう






ただ貴方だけをみてしまう私を


私はきらう

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