聖少女領域


年越詩祭2006.12.31

年越詩祭実行委員会、不翔少年Bさんの所で
今年末、年越詩祭が開催されます。
新年を迎える前に、ネットの詩人達で交流を深める目的の企画だそうです。

僭越ながら綯も参加させて頂くことになりましたヾ(●´V`●)ノ

詳しくはここへ。
もう締め切りは12月20日だったそうで、
宣伝の意味を失ってしまいましたが; 是非御覧にでもなって行ってください。


不翔少年BさんのHP http://fusho.blog51.fc2.com/

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一応のご報告2006.12.30

こんばんは、綯です。
詩でなくて申し訳ありません。



それで、急な話……でも無いですが
1月4日あるいは5日まで、更新停滞する予定です。
誰も待ってはいないとは思うのですが;


いわゆる旅行(´ー`)
時間が空けば今日のように使えますが…
ランキング激しく下がりますし、
返コメも遅くなるやもですが、
帰宅次第上げるよう頑張りますので宜しくお願い致します。



以上、ご報告でした。

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聖なる夜は2006.12.25

[]

教会の合唱に乗って揺らされるキャンドルライト

イルミネーションの中で必死に瞬く一番星

勝手に重い飾りつけをされる洒落た店の看板


…ああ こだわり過ぎではないのか?



それでもやっぱり通りすがる人々の笑顔に癒されるから

この夜だけは我慢するとしよう


「聖なる夜は 君といたい」 そうつぶやく恋人達の想いに

今日だけは応えてやるとしよう


寄り添って近づける様に雪を降らせるとしよう


特別なクリスマスの夜をプレゼントするとしよう


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032 耳を塞いでも2006.12.24

耳を塞いでも

きこえてくる明かりと街の音

また寒々しい季節がどこからかやってきて

この特別な夜に愛し合う恋人たちは

彩られた景色をみて寄り添う


今年はずい分と賑やかになったもんだなあ

この間来た時はぜんぜん気が付かなかったけど…


そう、あなたが横にいたからね

あなたのその優しい声にしか わたしは耳を傾けてなかった


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待っていたもの2006.12.23

[]

遠く彼方で待っていた


隣を通り過ぎたものには

全部手をふってみたけれど

ほんとうはそんなの

僕は気になどしていない


想い出なんていらないから

ぜんぶ流れてしまえばいい

手には乗らないからこそ

溢れ出したら感じたい


たった一つ欲しいのが

君の温度


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031 終わりを見たんだ2006.12.21

何かがこわれた。

まるで張っていた一本の糸が 引かれて、はじいたように

まるで限界を超えた風船が 震えだし、はち切れたように

まるで転がり墜ちたビー玉が 弾まず、粉となったように

目を逸らして笑う暇などない位

ただ一瞬にして、何かはこわれた。


水溜りには波紋がひろがる

そうやって浸みこんで響き渡った先には何があったろう。

そこまで 辿り着かないと分からないのかい?

それとも 僕では泳いだって分からないとでも?

少しずつ足元に近づくから

安全といえる逃げ場なんて残されてなかったのに。


やがて全てが深くなって

走ることができなくなって

もう解けないと思い知らされた時

こわれた時分と同じような速さでみえたんだ。

一瞬だけ、夢の中にでもいるような淡色の場所


僕が落として汚したカケラを

一人しゃがみ込んでせっせと集める君が。

その一生懸命さに 只情けなくなるばかりだった


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030 当たらない天気予報2006.12.18

潅がれた水がこぼれても

紡がれた糸を絡ませても

望んでた夢が輝かなくても

育まれた愛を見失っても


明日の色は分からない

もっと煌びやかな星がいるかもしれないだろう



飼っていた猫が哀しんでも

甘酸っぱい恋を忘れても

好きだった空が遠くても

歩んでた道を踏み外しても


明日の色は当たらない

どんな綺麗が待ってるかは誰もしらないんだ



どれ程たくさんの人を傷つけても

明日は傷つけないように するだけ


隣にいる人の名前を間違えても

明日は間違えないように するだけ


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空虚感に代わった弱さは2006.12.16

[]

君が好きだと気がついたとき

なんてこと無いめまいに襲われ

壮絶空虚なものなんてない世界に思えた


夕明かりをみただけで 嬉しくなれたから
 (毎日がやってきてくれているのね)

夕焼けを眺めただけで 涙がこぼれたから
 (なんて愛おしいものがあるのだろう)


同時に負った弱さに 勝るものをみつけたんだ


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029 届かない電波2006.12.14

「振り向いて」

幾度とそう願ったことか
涙でぼやけた二人街
何度腕で目を拭いこすったってだめ
遠いよ


どれ程に目で追っても
どれ程に愛を云っても
ガーゼを覆い被さった君には
冷たい水しか効かないみたいよ
こんなポタージュみたいな生暖かいものでは…
諦められるわけがない


「助けにきて」

いつのまにか君に求めていた
薄れ掛けた朝方の空
いくら風が慰めようとしたってだめ
寒いの


悲しいくらいに寄せられるのに
悲しいくらいに弾き返され
受け取ってもくれないの?
ポストに入れたはずの 宛先不明の手紙
また私の元へと戻ってこられては…
捨てられる自分はいない



せめて好きとつたえたい
どの道、私は 悲しくなるのだから


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哀しさと欲張り2006.12.13

[]

枯れるまで泣いて
消え去ることのできない位に想って


潰したい悲哀
もうとめどころなく 血となって流れてく


ああ 傲慢な奴
我儘な願いは君を幸せになんてしないんだ
憎めばいい
それで僕を忘れないでくれるなら
一生憎んでいて



狂うほど叫んで
毎朝最初に浮かべるのは僕でいて


外したい鎖
約束を忘れて 駆け出せたならいいのに


ああ 嘆いては汗
いかれた祈りは咽を渇かせてくれるだけなんだ
憾め憾めよ
そして思い出すものは千切り
出会いさえ憾んでいて



ただ明日も明後日も
世界で一番大きな哀しみを背負うのは
きっと僕だろうなあ


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自由2006.12.11

[]

ふわりと

飛んでゆきそうな君だから

ずっとこの手で縛りつけていたけれど

そろそろ自由にしてあげなくっちゃ


分かってるのに とにかく辛くて

分かってるのに そばにいたいよ


「いつかまたあえる」なんて野暮な約束

ありふれ過ぎて 確かな先が見えない

だって戻ってくるということは

君がしぼんで地へ堕ちることだから


だけど もう放そう

もう 解放してあげよう


汗でぬれたから と嘘をついて

笑って掴んでいた糸を見送った

哀しみも一緒に 空へとばいばい


…さてと 次は僕も飛びたいから

カラスの羽でも集めるとするか


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ぼくのふうせん2006.12.09

[]

おおきくはにかんで笑ったりだとか

おおきく走って逃げたりだとか

大胆な君に 僕は惹かれた


そのおおきな背中をもとめて

そのおおきな愛がほしくて

なんだか毎日が少しずつ膨張している気がした


けど

秘めた僕の胸の中で

おおきくふくらんだ赤い風船

ある日 音をたててわれた

そして空気は抜けて そっとしぼんだ


ごめん ごめん

大切にできなくて


僕の風船は 儚すぎて泣けなかった


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キャンドライト2006.12.04

[]

キャンドルの火を吹き消すこと

暗闇に戻されそうで 不安でいっぱいになったけれど


探り出した明かりをつけたら

皆の笑顔が 僕を待ってくれていました


今日の願い事は一つだけ

来年も再来年もずっと 大切な笑顔がどうか傍にありますように


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028 その言葉から、はじまっていた2006.12.04

僕の言葉が 君を疵(きず)付けた


むやみにしゃしゃり出て

滅茶苦茶に吐き出して

耳できこえるのは嘘ばかり。

操縦ができたのは君しかいなかったから

自分では どうにも止められない。


これでよかったんだろう。

不安定な未来

君とだけは行きたくなかったから。


涙で三重になった地

きっと一番泣いてるのは君なのに。

おぼつく足元

その先には 何にも見えないよ。


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